【栽培記録】苗から育てたジャガイモ<2021年>

家庭菜園

年内に書こうと思っていたジャガイモの栽培記録ですが、年明けの投稿となってしまいました。

予定通りに進められなかった点を反省しつつ、今年は計画的な投稿を目標にしたいと思います。

さて、今回の記事では2021年の秋に植えたジャガイモの栽培記録を紹介します。

土作りから収穫まで週末メインで作業した様子を紹介しますので、これからジャガイモを育てたいと考えている方、他の人の栽培状況を参考にしたい方に参考になると思います。

それでは本題いきましょう!

◆管理人プロフィール

  • 名前:昼寝マン
  • 職業:会社員
  • 経歴:家庭菜園歴3年
  • 毎シーズン十数種類の野菜を栽培
  • ブログ、Twitterで情報発信中

栽培条件

栽培時の前提条件は下記の通りです。

  • 品種は「デジマ」
  • 前シーズンはニンニク、ニンジン、パクチーを育てた畝を使用
  • 苗をホームセンターで購入

作業カレンダー

土作りから収穫までの作業カレンダーです。

日付作業
9月上旬土作り・畝作り
0週目9月19日定植
1週目
2週目
3週目
4週目
5週目
6週目
7週目11月7日土寄せ
8週目
9週目
10週目
11週目12月5日収穫(1回目)
12週目12月12日収穫(2回目)

土作り

<作業時期:9月上旬>

土作りは定植の2週間前から始めました。

ジャガイモの場合、酸性の土壌を好むので石灰を使った酸度調整は行いません

ホームセンターで購入した牛糞堆肥を畑にすきこみ、2週間程、放置です。用量は堆肥の袋に記載されている量を目安に、目分量で蒔きました。

畝作り

<作業時期:9月中旬>

続いて畝作りです。サイズはおおよそ下記の通りに作りました。

  • 高さ:30㎝
  • 幅:50㎝
  • 奥行:250㎝

定植

<作業時期:0週目 [9月19日]>

9月の上旬頃にホームセンターに行くと、既に種芋は売ってませんでした。既に種芋として売れる時期は終わったということなのでしょうか:;

慌てて苗を5株購入しました。

苗、ということで既に芽が出ているため芽出しは行いません。手間が省けたので購入後、翌週には定植を行いました。

深さ10㎝程度の穴を掘り、苗のポット部分が土に埋まるように植えました。

株間は30㎝程度の間隔を空けました。靴の縦幅くらいのサイズですね。

水はもちろんやりません。

定植1週間後

管理作業

管理作業といってもジャガイモは管理手間がかからないことがメリット(?)の野菜。今回も土寄せを1回行ったのみです。

種芋の場合、芽かきといって生えてきた芽のうち2、3本残して抜く作業がありますが、これも苗だったためか既に1~3本の芽になっておりましたので行いませんでした。

土寄せ

<作業時期:7週目[11月7日]>

地表に顔を出しているイモがいくつかありましたので、株元やイモが顔を出している箇所に土寄せをしました。

地中でイモが育ってきている、ということですね。

7週目[11月7日]①
7週目[11月7日]②

マメ知識:ジャガイモには日光を当てるな!

ジャガイモには微量の有害物質が含まれていることをご存じですか?

ソラニンやチャコニンというもので、大量に摂取すると食中毒になるそうです。

これらはジャガイモの芽や緑色になった部分に多く含まれます。こういった理由で調理する際には芽は極力取り除くようです。

またジャガイモを日光に当てると緑色になり有害物質量が増えることから、冷暗所で保管する、栽培中に地表に出てきた場合は土寄せするといった対策が必要となります。

農林水産省からも詳しい説明が公開されていますのでリンクを貼っておきます。

農林水産省「ジャガイモによる食中毒を予防するために」

成長過程

管理作業が少ないので成長過程を写真でまとめました。ざっとご覧ください。

5週目[10月23日]
6週目[10月31日]

6週目には小さい花が咲きました。栄養分が花に持っていかれるので摘み取るべき、という意見もありますが小さく、数も少なかったため放置しました。しばらくすると(枯れたのか)目立たなくなりました。

8週目[11月13日]
9週目[11月21日]
10週目[11月27日]

10週目になると葉が茎が萎れ始めました。秋ジャガは茎、葉が枯れるとイモが育った合図で収穫時期だと言われています。その兆候が表れ始めた、ということですね。

収穫

11週目[12月5日]①

10週目で「兆候が、、、」と言っていたら1週間後にはご覧の状態でした。これはもう明らかに枯れ切っていたので迷わず収穫に踏み切りました。

収穫日の前2日間も晴れて乾燥しており条件も問題ありませんでしたので、11週目でまず3株分を収穫です。

移植ごてで表面の土を少し取り除き、イモを傷つけないよう基本は手で掘ります。

コブシ大サイズのイモがゴロっと出てきました!何度味わってもこの瞬間は興奮します^^

あとは小粒のイモも合わせて1株あたり5~7個収穫できました。春植えの時は10個前後あったので少し物足りなさはありましたが、秋植えは数が少ないと聞いていたので正にその通りの結果でした。

11週目[12月5日]② 右側がジャガイモ。左側はサトイモ。

上の写真が当日の収穫結果です。サトイモも混ざってますが(イモばっかり掘ってますね汗)良いサイズのジャガイモがいくつか獲れたので満足です。

翌週の12週目も前日が晴れていたので、残りの2株を収穫し今シーズンのジャガイモ栽培は終了しました。

まとめ

今回のジャガイモは無事収穫までたどり着きましたので成功と言えるでしょう。

種芋が入手できず苗から育て始めるという、一風変わったスタートを切りましたがなんとかやり切りました。

ただし、振り返ってみると反省点、改善点がありますので下記にまとめました。

  • 種芋を入手する。購入時期を逃さない。(購入予約ができるか要調査)
  • 適度に追肥する。(今回はしてませんでした)

今回の記事では 土作りから収穫まで週末メインで作業した様子を紹介しました。これからジャガイモを育てたいと考えている方、他の人の栽培状況を参考にしたい方に参考にして頂けると幸いです。

ジャガイモ等のイモ類は定植後はほとんど手間がかかりません。週末しか畑に行かなくても育てやすいので週末作業者の方にはおススメです。

また、収穫時のワクワク感が大きいことも魅力の1つだと思います。子供と一緒に収穫すると子供のテンション爆上がり間違いなし、ですね^^

こんなジャガイモ、毎シーズン育てたいところですが連作障害が起こりやすいと言われていますので注意が必要です。

まだまだ工夫の余地がたくさんありそうなので、次回ジャガイモを育てるのが楽しみです。

家庭菜園ライフを楽しんでいきましょう!それでは!

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