- 家庭菜園初心者が春から育てるのにおススメな野菜は?
- 週末のみの作業でも育てられる野菜はあるの?
- 作りやすく、手間もほどほど、収穫時にテンションが上がる野菜がいいな
こんな疑問にお答えします。
✔ この記事で伝えたい事
✔ 分かること・できるようになる事
おススメ野菜5選
今回おススメする春植え野菜は下記の5つです。
作物名 | 作りやすさ | 管理の手間 | 収穫時の喜び |
---|---|---|---|
サトイモ | |||
サツマイモ | |||
ピーマン | |||
トウガラシ | |||
ジャガイモ |
おススメポイント、注意ポイントをまとめましたのでご覧ください。
サトイモ
- 植え付け時期:4月下旬~5月上旬
- 収穫時期 :11月前後
※ 時期は目安です。品種や地域によって異なります。
サトイモのおススメポイント
サトイモは植え付け後は管理手間があまりかかりません。
(土壌によりますが)畑で育てている場合であれば、水やりは真夏の乾燥した日が続いた際に行う程度で十分だと思います。
また収穫量がかなり多いです。
筆者の畑では1株あたり30個程度のイモが収穫できました。
さらに収穫したイモを保存しておけば次のシーズンには種芋として使用できるようです。
うまく種芋として残していけば種芋代が浮きますね^^
サトイモの注意ポイント
サトイモは栽培期間が長いです。
品種や地域によって異なりますが、春に植えて収穫は冬というスケジュール感になります。
当然、その間は畝を専有しますので色んな野菜を育てたい方はご注意ください。
それからサトイモは茎と葉が大きく成長します。
予想外の大きさで、場合によっては周囲で育てている作物が日陰になる可能性もありますので注意が必要です。
サツマイモ
- 植え付け時期:5月~6月
- 収穫時期 :10月~11月
※ 時期は目安です。品種や地域によって異なります。
サツマイモのおススメポイント
サツマイモは痩せた土壌でこそ育ちます。
逆に肥料や水を多く与えると、形も小さく数もとれないそうです。
筆者も肥料や水は一切与えませんでしたが、無事、手のひらを超えるサイズのサツマイモを何本も収穫できました。
管理作業もツル返ししかやりませんでした。
これだけ手間のかからない野菜も珍しいと思います。
サツマイモの注意ポイント
ツルの繁殖力があることは悪いことではないのですが、貸農園などの限られたスペースで栽培する場合、ツルが伸びてお隣の畑などに伸びてしまいます。
ツル返しをする際に、空きスペースに寄せたりした方がよいでしょう。
収穫する際は雨が降った後は避けた方がよいです。
なぜならサツマイモは湿気に弱く、水分がつくと腐りやすいからです。
保存する場合も湿気に注意が必要です。
また、収穫するとすぐに食べたくなるものですが、サツマイモの主成分であるデンプンが糖に変化するまで保存すると甘くて美味しくなります。
品種によっても変わりますが、2週間~1か月、ものによっては数か月保存した方がよい場合もあるようです。
ピーマン
- 植え付け時期:5月頃(種を蒔く場合は2月下旬~3月末)
- 収穫時期 :6月~11月
※ 時期は目安です。品種や地域によって異なります。
ピーマンのおススメポイント
イモ類に比べると植え付けや管理には手間がかかります。
それでも週末の作業だけでも十分なレベルなので心配する必要はありません。
収穫に関しては収穫量が多い、収穫期間が長い、収穫が簡単と三拍子そろっております。
夏頃から晩秋にかけて2週間に1度は収穫ができます。
筆者は昨年、1株しか育てませんでしたが多くの株を育てれば毎週、それなりの量の収穫が期待できると思います。
また、収穫は大きくなったピーマンの頭の茎をハサミで切るだけなので簡単です。
子供さんに収穫してもらうのも良いですね。
ピーマンの注意ポイント
ピーマンは枝が周囲に伸び、かなり広がります。
株間は50㎝以上は確保した方がよいでしょう。
筆者は畝が狭く30㎝程の間隔で育てたところ、お隣の野菜と見事に絡み合い、ほどくのが大変でした。
また支柱を立てると枝の垂れ防止になります。
収穫期間が長いため大きく育てようと放置する場合もあると思いますが、表面のツヤが無くなる前に収穫してください。
トウガラシ
- 植え付け時期:5月~7月(種を蒔く場合は2月下旬~5月)
- 収穫時期 :6月~11月
※ 時期は目安です。品種や地域によって異なります。
トウガラシのおススメポイント
トウガラシはピーマンと似た手順で育てられます。
収穫については、次から次へと果実ができてくるのでピーク時には毎週、何本も収穫できるレベルです。
収穫方法はピーマンと同様に頭の茎をハサミで切るだけです。
また、全体的に赤くなったタイミングで株ごと収穫する方法もあるようです。
青くても赤くても、それぞれの風味を楽しめるところも良いですね。
それから収穫後、乾燥させておくと長期間保存がきくので必要な時に必要な分だけ使えることも便利です。
トウガラシの注意ポイント
ピーマンと絡み合ったのは、このトウガラシです^^;
株間は確保しましょうね。
トウガラシの枝は割と柔らかいので、支柱に結び付けて垂れないようにするとよいです。
ジャガイモ
- 植え付け時期:2月~4月
- 収穫時期 :6月~9月
※ 時期は目安です。品種や地域によって異なります。
ジャガイモのおススメポイント
収穫量は秋植えと比較すると収穫数は多くなります。
秋は1株あたり5~7個程度ですが、春は10個前後の収穫数が見込めます。
10株ほど栽培すれば合計100個のジャガイモが収穫できる計算です。
また、ジャガイモは数ある野菜の中でも特に収穫作業が盛り上がります。
土の中から宝探しをするような感覚だからでしょうか。
収穫後は保存する必要もないので、すぐに食べて問題ありません。
ジャガイモは大人から子供までみんな大好きなので、様々な料理で食卓が賑わうこと間違いなしですね^^
ジャガイモの注意ポイント
ジャガイモには微量の有害物質が含まれており、日光に当てると緑色になり有害物質量が増えることから日光に当ててはいけません。
栽培中にイモが地表に顔を出すことがありますが、発見次第、土寄せしてあげてください。
また、収穫後も日光には当てないように冷暗所で保管したほうがよいでしょう。
ジャガイモは湿気に弱く、雨の日の後に収穫するのは避けたほうがよいです。
数日間、晴れて乾燥した日が続いた後の収穫がベストです。
それから収穫したジャガイモを翌シーズンの種芋にするのは避けたほうがいいようです。
病気になる可能性が高いことが理由です。
まとめ
今回は春に育てたいおススメ野菜を5つ紹介しました。
紹介した野菜達は筆者が週末作業のみで育てたことのある野菜です。
管理の手間も少なく放置気味でもグングン成長するものが多いです。
もちろん収穫も大いに楽しめる野菜達ですので、ぜひ参考にして頂けると幸いです。
調べれば調べる程、多くの野菜がありますので引き続き色々な野菜を育てていきたいと考えてます。
家庭菜園ライフを楽しんでいきましょう!それでは!
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