初心者
初心者でも家庭菜園でサヤエンドウは育てられるの?
と気になっている方、いらっしゃるのではないでしょうか?
まだまだシロウト感が漂う筆者が、初めてサヤエンドウを育てた結果を紹介いたします。
この記事を読めば初心者の方でもサヤエンドウを上手に栽培できる方法がわかります。
シャキシャキして瑞々しいサヤエンドウを収穫しましょう!
今シーズンの収穫結果
今シーズンは合計1.5~2㎏ほどのサヤエンドウが収穫できました。
1回の収穫で上の写真のような量が8回収穫できました。
家族3人だと途中で食べ飽きてしまう量です。
5株育てたので、1株あたり300g~500g収穫できた計算ですね。
さて、そんな収穫量を誇ったサヤエンドウ。
種蒔き~収穫まで一連の作業をまとめると次の通りです。
週 | 日付 | 作業内容 |
---|---|---|
ー | 10月下旬 | 土作り |
0週目 | 11月14日 | 種蒔き・ベタがけ |
4週目 | 12月12日 | ベタがけ→トンネル |
5週目 | 12月19日 | 追肥(1回目) |
16週目 | 3月5日 | ネット張り |
20週目 | 4月2日 | 追肥(2回目) |
24週目 | 5月3日 | 初収穫 |
28週目 | 5月29日 | 終了・撤去 |
作業手順は「サカタのタネ サヤエンドウ/スナックエンドウの育て方・栽培方法」を参考にさせて頂きました。
こちらのサイトはイラスト入りで大変分かりやすく説明されていますのでおススメです。
それでは、各作業とサヤエンドウの状況を詳しく紹介していきます。
収穫までの道のり
品種
今回栽培した品種は「絹さやえんどう」です。
由来は下記の通り。
名称の由来は収穫した時にサヤ同士がこすれる時の音が絹織の衣服がこすれる時の音に似ているからだそうです。
出典:「旬の食材百科」より
土作り
◆10月下旬◆
土作りは種蒔きの3~4週前から始めました。
筆者が野菜を育てる場合、
「石灰→(2週間)→堆肥→(2週間)→種蒔き」
という進め方が基本形です。
今回も基本形通りで進めました。
石灰は苦土石灰、堆肥は完熟の牛糞堆肥を使用しました。
いずれもホームセンターやネットショップで購入できます。
種蒔き
◆0週目:11月14日◆
まずは畝を整えました。
幅100cm、高さ15cm、およそ、ですけどね。
続けて種蒔きは下記の通り。
- 1列
- 株間隔は30㎝
- 空き缶の底サイズの穴を3㎝空ける
- 1穴に種を5粒蒔く
- 土をかける
終わったらタップリ水をやります。
ベタがけ
種蒔きと同時にベタがけしました。
これは鳥対策です。
なんでも、鳥は人が種を蒔いている様子を見ていて、人がいなくなるとほじくりに来るそうな。
対策の効果あってか、鳥被害には遭いませんでした。
使用したネットはこちら。
本当は地温を高めるため不織布の方がいいと話も聞きます。
トンネル
◆4週目:12月12日◆
種蒔き後、10日程度で発芽。
4週目には複数の芽が伸びてきたので、上の写真のように2本立ちに間引きしました。
アップで見ると↓こんな。
ここまでくれば鳥被害も無くなるので、ベタがけ→トンネルに切り替えました。
トンネルはベタがけで使った防虫ネットをそのまま使いました。
追肥(1回目)
◆5週目:12月19日◆
冬の控えめな日差しを浴びて育っています。
種蒔き後、1か月経過したタイミングで追肥をしました。
よく見ると小さなツルがちらほら。
肥料は定番の8-8-8を使いました。
その後、冬の間はやることがありません。
少しずつ育っている様子をご覧ください。
ネット張り
◆16週目:3月5日◆
3月に入り空気が緩んできた頃、1.5mの支柱を立てネットを張りました。
そんなに大きくなるのか疑いの目を向けつつ、、、
後々、驚くことになりますが。
追肥(2回目)
◆20週目:4月2日◆
暖かくなってきたな、と思っていたら急に大きくなってきました。
2回目の追肥は開花前に行うようですが、開花のタイミングがわからなかったので追肥しました。
収穫
◆24週目:5月3日◆
2回目の追肥から1か月後、ついに収穫を迎えました。
そして1.5mの支柱を越す成長ぶり。
サヤエンドウさん、疑ってスミマセンでした。
人が休める日陰ができる程に大きくなっています。
そして、あちらこちらにサヤを発見。
サヤの付け根部分をハサミで切って収穫しました。
これは夢中になりますよ。
その後、3週間(24週~27週)は収穫ラッシュでした。
次から次へと生えてくるので泣く泣く(?)平日も通いました。
基本、筆者は週末しか畑に通わないのですが。
終了・撤去
◆28週目:5月29日◆
収穫量も落ち着き、枯れ始めた株が出てきました。
緑から黄色に変色してくるのでパッと見て分かる状態ですね。
そこから1週間程で全体が枯れてきたので、ここらで栽培終了です。
支柱やネットに絡まったツルをほどくのが大変でした。
まとめ
今回はサヤエンドウの栽培記録を紹介しました。
期間にして29週間(約7か月)の長丁場でしたが、収穫までたどり着けて達成感を感じています。
収穫量も文句なしの結果でした。
とは言え、ここで満足してはもったいない。
ということで、次回への反省点は次の通りです。
- 防虫ネット→不織布を使う
- 追肥をもう1回増やす
- 収穫回数を増やす
初心者の方でも手順を踏まえれば十分に育てられます。
収穫期になると次から次へとサヤが育ってくる様子は、思わず笑ってしまうほど達成感があります。
秋から冬にかけて種蒔きの時期になりますので、興味がある方はぜひ育ててみてください。
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家庭菜園ライフを楽しんでいきましょう!それでは!
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