こんにちは!
家庭菜園は週1ペース、昼寝は毎日ペースの昼寝マンです。
これからの季節の家庭菜園。こんな事を考えませんか?

・秋にはどんな野菜が植えられるの?
・おススメの野菜を知りたい!
家庭菜園歴3年、ブログ、Twitterで家庭菜園情報を発信中の筆者がこれからの季節にピッタリの野菜を紹介します!
おススメ秋野菜5選
今回おススメする野菜は次の5種です。
作物名 | 手間の少なさ | 成功しやすさ | コスパ | 利益(仮想) |
---|---|---|---|---|
シュンギク | ![]() | ![]() | ![]() | 13,885円 |
ダイコン | ![]() | ![]() | ![]() | 7,260円 |
ジャガイモ | ![]() | ![]() | ![]() | 5,110円 |
サヤエンドウ | ![]() | ![]() | ![]() | 29,370円 |
ブロッコリー | ![]() | ![]() | ![]() | 3,454円 |
おススメのポイントと合わせて、次の3つの軸から評価していきます。
手間の少なさ、成功しやすさは筆者が育て経験から主観的な評価軸。
コスパは店頭販売価格と、種(または種イモ)の販売価格から評価しています。
各野菜について詳しく紹介していきます。
シュンギク

冬の鍋料理にあると心強い野菜、シュンギクです。
ボリュームのある白菜等の主役の横で、控えめに爽やかな香りを醸し出します。
長い期間楽しみたい場合は、種蒔き時期をずらすと連続して収穫できるのでおススメです。
栽培スケジュール
- 種蒔き時期:8月中旬~10月下旬
- 栽培期間:1.5か月~2か月
評価
手間の少なさ | 成功しやすさ | コスパ |
---|---|---|
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(1)手間の少なさ:★2つ(普通)
シュンギク栽培における主な作業は下記の通り。
- 土作り(石灰、堆肥)
- 種蒔き
- 間引き
- 追肥・土寄せ
他の作物と比較すると、特に手間がかかるような作業はありません。
かといってお世話が要らないわけでもない、適度な作業が必要です。
(2)成功しやすさ:★3つ(成功しやすい)
成功しやすい、と評価したポイントは下記の通り。
- 病気に強い
- 極端な暑さ、寒さ、高湿、乾燥じゃなければ育つ
- 比較的、虫が寄ってこない
病気には強く、筆者が育ている限りでは見たことありません。
気候条件は極端な状況でなければ問題ありませんが、昨今の異常気象を目の当たりにすると何とも言えません。
(3)コスパ:★3つ(コスパ最高!)
もし種1袋分の収穫物を店頭販売したら、、、
と仮定すると、13,885円の利益です。
種以外の諸経費や作業工数は加味していませんので、参考値として捉えてください。
以下、利益算出までの道筋です。

細かい内容なので、ここは読み飛ばしてもOK!
◆利益算出の道筋
「サカタのタネ 中葉春菊」の場合
- 価格:220円(税込み)
- 種数:約4,725粒
- 採苗本数(間引き前):約2,600本(発芽率は約50%)
栽培時、4本中3本は間引くと考えると
2,600本 ÷ 4 = 650本
- 収穫本数:650本(見込み)
次に店頭販売価格は「おねだんノート」より参照させて頂き、以下の通り。
- 店頭販売価格:217円(10本[1束]あたり・2021年平均)
以上の条件から、
650本 × 217円 ÷ 10本[1束] - 220円 = 13,885円
(4)種の購入はこちら
ダイコン

次も鍋料理に相性の良い、ダイコンの紹介です。
他にも煮物、漬物など色々と楽しめますね。
畑から1本収穫すると、1食では食べきれないボリュームなので食べる時期に合わせて収穫するとよいでしょう。
根菜などの掘り起こす野菜は、お子様に手伝ってもらうと収穫が大いに盛り上がります。
栽培スケジュール
- 種蒔き時期:8月中旬~9月下旬
- 栽培期間:約3か月間
評価
手間の少なさ | 成功しやすさ | コスパ |
---|---|---|
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(1)手間の少なさ:★2つ(普通)
ダイコン栽培における主な作業は下記の通り。
- 土作り(石灰、堆肥、元肥)
- 種蒔き
- 間引き
- 追肥・土寄せ
シュンギクと同様、特に手間がかかるような作業はありませんが、適度なお世話が必要です。
(2)成功しやすさ:★3つ(成功しやすい)
ダイコンはアブラムシ等の害虫には注意が必要と言われています。
対策には殺虫剤の他、反射性のマルチやテープの使用がおススメです。
環境にも因ると思いますが、幸いにも筆者は虫被害には遭ったことはありません。
Webや書籍に対策方法が掲載されていますのでバッチリ対策し栽培しましょう。
(3)コスパ:★2つ(そこそこ)
もし種1袋分の収穫物を店頭販売したら、、、
と仮定すると、7,260円の利益です。
種以外の諸経費や作業工数は加味していませんので、参考値として捉えてください。
以下、利益算出までの道筋です。

細かい内容なので、ここは読み飛ばしてもOK!
◆利益算出の道筋
「サカタのタネ ダイコン 冬自慢」の場合
- 価格:440円(税込み)
- 種数:約235粒
- 採苗本数(間引き前):約200本(発芽率は約85%)
栽培時、4本中3本は間引くと考えると
200本 ÷ 4 = 50本
- 収穫本数:50本(見込み)
次に店頭販売価格は「おねだんノート」より参照させて頂き、以下の通り。
- 店頭販売価格:154円(1本あたり・2021年平均)
以上の条件から、
50本 × 154円 - 440円 = 7,260円
(4)種の購入はこちら
ジャガイモ

続いて、みんな大好きジャガイモです(笑)。
食べ方も様々ですが、多くの品種の種芋が出回っておりホームセンターやインターネットで購入できます。
収穫時にお子様中心に大いに盛り上がる点はイモ系の特徴ですね。
ジャガイモは春植えと秋植えで育て方や状況が異なります。
今回は秋植えに関して紹介します。
栽培スケジュール
- 定植時期:8月中旬~9月上旬
- 栽培期間:約3か月間
評価
手間の少なさ | 成功しやすさ | コスパ |
---|---|---|
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(1)手間の少なさ:★2つ(普通)
ジャガイモ栽培における主な作業は下記の通り。
- 種芋の芽出し
- 土作り(堆肥、元肥)
- 定植
- 芽かき
- 追肥・土寄せ・摘花
特に手間がかかる作業はありませんが、適宜作業が必要になります。
ホームセンターで苗が販売されている場合があります。
割高ですが芽出しの作業は省略できるので、選んでみても良いかもしれません。
(2)成功しやすさ:★2つ(普通)
秋植えのジャガイモは下記に注意が必要です。
- 種芋の販売期間が短い。不作だと店頭にほぼ並ばない場合もある。
- 定植時期に気温が高いと種芋が腐る可能性がある。
- 成長時期に気温が低いと大きさ、収穫量に影響がある。
もちろん適した時期に栽培すれば問題なく育てられますので、過度に気にする必要はありません。
\ あわせて読みたい ジャガイモの栽培日記 /

(3)コスパ:★2つ(そこそこ)
もし種芋1袋分の収穫物を店頭販売したら、、、
と仮定すると、5,110円の利益です。
種芋以外の諸経費や作業工数は加味していませんので、参考値として捉えてください。
以下、利益算出までの道筋です。

細かい内容なので、ここは読み飛ばしてもOK!
◆利益算出の道筋
「みつのぶ ニシユタカ1kg」の場合
- 価格:650円(税込み)
- 種芋数:約20個
1株あたり平均6個のイモが収穫できたとすると
20個 × 6個 = 120個
- 収穫数:120個(見込み)
次に店頭販売価格は「おねだんノート」より参照させて頂き、以下の通り。
- 店頭販売価格:240円(1袋[5個]あたり・2021年平均)
以上の条件から、
120個 ÷ 5個 × 240円 - 650円 = 5,110円
(4)種芋の購入はこちら
サヤエンドウ

サヤエンドウは生で食べるとシャキシャキした歯応えが楽しめます。
もちろん火を通しても爽やかな味が楽しめ、様々な調理法が可能です。
期間は短いですが、多くのサヤを実らせます。
週末だけの収穫では間に合わない程ですので、数日置きに採るのがおススメです。
栽培スケジュール
- 種蒔き時期:10月中旬~11月下旬
- 栽培期間:約6か月間
評価
手間の少なさ | 成功しやすさ | コスパ |
---|---|---|
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(1)手間の少なさ:★1つ(比較的手間はかかる)
サヤエンドウ栽培における主な作業は下記の通り。
- 土作り(石灰、堆肥、元肥)
- 種蒔き
- 間引き
- 防寒対策(不織布など)
- 支柱立て+ネット張り
- 追肥
栽培期間が比較的長く、秋に種を蒔き、翌年の春に収穫します。
越冬するため防寒対策が必須です。
また、春に気温が上がるとツルが伸びてくるため、支柱立て+ネット張りが必要です。
育てている手応えを感じられる程の手間はかかります。
(2)成功しやすさ:★2つ(普通)
成功確率を上げるためには下記の対策を行いましょう。
- 防寒対策(不織布など)
- 水はけを良くする(高畝にする)
- ツルが伸びてきたら風通しをよくする(整枝)
- 極端に土が乾燥しないように
(3)コスパ:★3つ(コスパ最高!)
もし種1袋分の収穫物を店頭販売したら、、、
と仮定すると、29,370円の利益です。
種以外の諸経費や作業工数は加味していませんので、参考値として捉えてください。
以下、利益算出までの道筋です。

細かい内容なので、ここは読み飛ばしてもOK!
◆利益算出の道筋
「サカタのタネ ブロッコリー 緑嶺」の場合
- 価格:330円(税込み)
- 種数:約85粒
- 採苗本数(間引き前):約60本(発芽率は約70%)
栽培時、4本中3本は間引くと考えると
60本 ÷ 4 = 15本
- 収穫本数:15本(見込み)
- 1本あたり収穫量:400g(見込み)
次に店頭販売価格は「おねだんノート」より参照させて頂き、以下の通り。
- 店頭販売価格:198円(1パック[40g]あたり・2021年平均)
以上の条件から、
15本 × 400g × 198円 ÷ 40g - 330円 = 29,370円
(4)種の購入はこちらからどうぞ
ブロッコリー

ブロッコリーはボリュームがあり食べ応えがあります。
自家製のブロッコリーでも、もちろん芯まで美味しく食べれます。
株の中央から生えてくる頂花蕾(ちょうからい)を収穫後、脇から小さめの側花蕾(そくからい)が次々に生えてきます。
数か月に渡り収穫でき、長い期間楽しめる点はおススメです。
栽培スケジュール
- 種蒔き時期:7月中旬~9月上旬
- 栽培期間:4か月~5か月(品種による)
評価
手間の少なさ | 成功しやすさ | コスパ |
---|---|---|
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(1)手間の少なさ:★1つ(比較的手間はかかる)
ブロッコリー栽培における主な作業は下記の通り。
- 育苗
- 土作り(石灰、堆肥、元肥)
- 定植
- 追肥
育苗と複数回の追肥は手間を感じる部分です。
もし育苗の手間を省きたい場合は、育った苗を購入するとよいでしょう。
(2)成功しやすさ:★3つ(成功しやすい)
ブロッコリーは病気には強いと言われています。
虫もあまり群がりません。
寒さに強く、雪が積もっても気温が上がればグングン成長し蕾をたくさん実らすほど。
(3)コスパ:★1つ(比較的コスパは悪い)
もし種1袋分の収穫物を店頭販売したら、、、
と仮定すると、3,454円の利益です。
ただし、ブロッコリーは店頭で販売している頂花蕾(ちょうからい)の他、側花蕾(そくからい)も収穫できます。
そのため、他の野菜よりお得だと考えても良いと思います。
種以外の諸経費や作業工数は加味していませんので、参考値として捉えてください。
以下、利益算出までの道筋です。

細かい内容なので、ここは読み飛ばしてもOK!
◆利益算出の道筋
「サカタのタネ ブロッコリー 緑嶺」の場合
- 価格:440円(税込み)
- 種数:約110粒
- 採苗本数(間引き前):約90本(発芽率は約80%)
栽培時、4本中3本は間引くと考えると
90本 ÷ 4 = 22本
- 収穫本数:22本(見込み)
次に店頭販売価格は「おねだんノート」より参照させて頂き、以下の通り。
- 店頭販売価格:177円(1個あたり・2021年平均)
以上の条件から、
22本 × 177円 - 440円 = 3,454円
(4)種の購入はこちら
まとめ
今回はこれからの季節にピッタリの秋野菜を5つ紹介しました。
作物名 | 手間の少なさ | 成功しやすさ | コスパ | 利益(仮想) |
---|---|---|---|---|
シュンギク | ![]() | ![]() | ![]() | 13,885円 |
ダイコン | ![]() | ![]() | ![]() | 7,260円 |
ジャガイモ | ![]() | ![]() | ![]() | 5,110円 |
サヤエンドウ | ![]() | ![]() | ![]() | 29,370円 |
ブロッコリー | ![]() | ![]() | ![]() | 3,454円 |
まだまだ夏の暑い盛りです。
十分に暑さ対策をして秋野菜の準備に取り掛かりましょう。
これから家庭菜園を始めようと考えている方にはシェア畑の利用もおススメです。
\ あわせて読みたい 話題のシェア畑!説明会に参加してみた /

家庭菜園ライフを楽しんでいきましょう!それでは!
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