春植え野菜!おススメ7選【2023年版】

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春に向けて、どんな野菜を育てようかな?

と考えている方、いらっしゃるのではないでしょうか?

季節はまだ冬真っただ中ですが、春植えに向けて計画を立て始める時期でもあります。

そこで今回は春栽培におススメの野菜を7つ紹介します。

この記事を読めば「育ててみたいな!」と思える春植え野菜を知ることができますので、ぜひ最後までお読みください。

それでは本題です!

おススメ春野菜7選

今回おススメする野菜は下記の通りです。

作物名難易度の低さ手間の少なさコスパ利益率
ジャガイモ3 out of 3 stars2 out of 3 stars2 out of 3 stars85%
ミニトマト2 out of 3 stars2 out of 3 stars2 out of 3 stars87%
ゴーヤ2 out of 3 stars2 out of 3 stars3 out of 3 stars94%
サツマイモ3 out of 3 stars3 out of 3 stars2 out of 3 stars87%
ピーマン2 out of 3 stars2 out of 3 stars1 out of 3 stars82%
トウモロコシ1 out of 3 stars1 out of 3 stars3 out of 3 stars96%
トウガラシ2 out of 3 stars2 out of 3 stars1 out of 3 stars82%

各野菜を下記の観点で評価しています。

  • 難易度の低さ
  • 手間の少なさ
  • コスパ

難易度の低さ手間の少なさは筆者の経験から主観的な評価としています。

コスパは店頭販売価格と苗や種等の材料費から利益率を算出し、評価しました。

詳しい利益率の算出方法は記事の後半で紹介しますので、興味のある方はご覧ください。

それでは各野菜のおススメポイントを紹介します。

ジャガイモ

ジャガイモのここがおススメ!
  • 大人から子供までみんな好き
  • 収穫が盛り上がる(特にお子様向け)
  • 多くの品種を楽しめる

まず最初に紹介するのは幅広い年代に人気のあるジャガイモです。

ポテトサラダ、ポテトフライ、各種スープ等、幅広いレシピに対応できる万能選手

食べても美味しいし、収穫も楽しめます。

そんな春植え野菜の代表格とも言えるジャガイモ、評価は下記の通りです。

評価

作物名難易度の低さ手間の少なさコスパ利益率
ジャガイモ3 out of 3 stars2 out of 3 stars2 out of 3 stars85%

ジャガイモの栽培はそれほど難しくありません。

初心者の方でも手順を抑えれば収穫することができるでしょう。

栽培時に気を付けるポイントは次の通り。

  • 食用ではなく種芋を植えよう
  • 種芋は芽出しをしよう
  • 芽かき、追肥、土寄せをお忘れなく

1月頃からホームセンターや種苗店でジャガイモの種芋が販売されますので、これらを購入しましょう。

購入した種芋は日光に当てて芽出しをすることで育ちやすくなります。

定植後、発芽したタイミングで芽かき、さらに成長してきたタイミングで追肥、土寄せをしましょう。

栽培スケジュール

定植時期:2月下旬~4月中旬

栽培期間:3か月~3.5か月

【参考】種芋の購入はこちら

※本商品はコスパ、利益率の算出には使用されておりません。

ミニトマト

ミニトマトのここがおススメ!
  • 子供に大人気
  • 高い栄養価
  • 苗から育てれば楽ちん

次に紹介するのはミニトマトです。

ジャガイモ同様に子供たちから絶大な人気を誇ります。

生でも食べられるし、火を通して調理しても美味しい、さらに栄養価が高いとくれば怖い物なしですね。

ミニトマトの評価は次の通りです。

評価

作物名難易度の低さ手間の少なさコスパ利益率
ミニトマト2 out of 3 stars2 out of 3 stars2 out of 3 stars87%

ミニトマトは収穫量(数)が多いので、苗から育ててもコスパが良い方ですね。

栽培時に気を付けたいポイントは下記の通り。

  • 支柱を立てて誘引(ゆういん)しよう
  • 下の方の脇芽は芽かきしよう
  • 成長期には追肥しよう

気温が高くなってくるとツルがどんどん成長してきますので、支柱で誘引してあげることが重要です。

また、果実に栄養を送るため下の方の脇芽はかきとってしまいましょう。

品種にもよりますが、鈴なりに見事な果実が出来上がりますよ。

栽培スケジュール(苗)

定植時期:4月下旬~6月下旬

栽培期間:4か月~5か月

【参考】苗の購入はこちら

※本商品はコスパ、利益率の算出には使用されておりません。

ゴーヤ

ゴーヤのここがおススメ!
  • 独特の苦みがクセになる
  • 病害虫に強い
  • 暑い時期の日陰としても利用

続いて紹介するのはゴーヤです。

緑のゴーヤが一般的ですが、上の写真のような白ゴーヤも美味しくておススメ

ゴーヤチャンプルー、天ぷら、サラダ等の調理法で食べられます。

夏野菜としても最近ではメジャーになってきましたね。

そんなゴーヤの評価は下記の通りです。

評価

作物名難易度の低さ手間の少なさコスパ利益率
ゴーヤ2 out of 3 stars2 out of 3 stars3 out of 3 stars94%

ゴーヤは病虫害に強いので栽培難易度は比較的低めです。

ただし、管理作業は必要となりますので後述しますね。

コスパについてはかなり優秀です。

スーパーではそれなりの価格ですので、ご自身で栽培すると食費の足しになるかもしれません。

栽培時の注意点は下記の通り。

  • 苗から育てるのがお手軽
  • 支柱、ネットで誘引をしよう
  • 果実は葉の下に隠れているので要注意

種からも栽培可能ですが、初心者の方は苗から育てた方が失敗しにくいです。

ツルが四方八方に伸びだすので支柱やネットを使って誘引しましょう。

ネットに絡むようにしてやると、ゴーヤのカーテンができ、夏場の日差しを遮ってくれます

尚、収穫時期になると葉の下で果実が成長するので、手でかきわけて果実を見つけましょう。

栽培スケジュール(苗)

定植時期:4月下旬~6月上旬

栽培期間:4か月~5か月

【参考】苗の購入はこちら

※本商品はコスパ、利益率の算出には使用されておりません。

サツマイモ

サツマイモのここがおススメ!
  • 大人から子供までみんな好き
  • 圧倒的に手間がかからない
  • 肥料は(ほぼ)不要

続いてサツマイモをおススメします。

栽培目線で見ると、植え付けてしまえば収穫までほとんど管理作業はありません。

さらに痩せた土壌を好むため肥料もほぼ不要です。

もはや勝手に育ってくれている感があるほどの野菜です(笑)。

評価

作物名難易度の低さ手間の少なさコスパ利益率
サツマイモ3 out of 3 stars3 out of 3 stars2 out of 3 stars87%

先に紹介したように管理作業も少ないため手間はかかりません

乾燥した状態を好むため、水はけのよい土壌であれば失敗することも少ないでしょう。

栽培時に気を付けたい点は下記の通り。

  • 黒マルチを張ろう
  • ツル返しはやろう
  • 収穫は晴れた日にしよう

夏場の雑草対策として黒マルチを張ることをおススメします。

唯一の管理作業といっても過言ではない、ツル返しはやってあげましょう。

収穫時、イモが濡れて腐らないように晴れた日を選ぶとよいです。

栽培スケジュール

定植時期:5月中旬~6月中旬

栽培期間:3.5か月~4.5か月

【参考】苗の購入はこちら

【予約商品】 【早割価格】 野菜 苗 ツル取り用 さつまいも ポット苗 紅はるか 9cmポット苗 べにはるか サツマイモ (登録品種) 4月後半より順次発送

※本商品はコスパ、利益率の算出には使用されておりません。

ピーマン

ピーマンのここがおススメ!
  • 食卓の定番
  • 暑さ、病虫害に強い
  • カラフルな品種を楽しめる

続いてピーマンの紹介です。

ピーマンも食卓に並ぶことが多い食材ですね。

夏野菜の代表格で、家庭菜園で栽培している方も多く見かけます。

一般的な緑色の他に、赤、黄、オレンジ等の品種もありカラフルな点も特徴です。

評価は下記の通り。

評価

作物名難易度の低さ手間の少なさコスパ利益率
ピーマン2 out of 3 stars2 out of 3 stars1 out of 3 stars82%

苗から育ててやれば、誘引、芽かき、追肥等の作業はトマトと同様の作業となります。

コスパも悪くありませんが、種から育てるとさらに利益率が高くなります。

その分、難易度が上がり手間がかかるのでお好みで選ぶとよいでしょう。

栽培時に気を付けたい点は次の通り。

  • 支柱を立てて誘引(ゆういん)しよう
  • 下の方の脇芽は芽かきしよう
  • 成長期には追肥しよう

栽培スケジュール(苗)

定植時期:4月下旬~6月上旬

栽培期間:3か月~4か月

【参考】苗の購入はこちら

※本商品はコスパ、利益率の算出には使用されておりません。

トウモロコシ

トウモロコシのここがおススメ!
  • 甘くて美味しい
  • 手間がかかる分、収穫できた時の達成感あり
  • 多くの品種を楽しめる

ここで夏のイメージがする野菜、トウモロコシを紹介します。

テレビで朝採れトウモロコシを美味しそうに食べる様子を見たことがある人も多いはず。

自分で育てれば朝採れトウモロコシを楽しめるわけですね。

粒が黄色い品種が多いですが、最近ではスーパーでも粒が白い品種など様々な品種が流通しています。

栽培用の種も多くの品種から選ぶことが可能です。

トウモロコシの評価は下記の通り。

評価

作物名難易度の低さ手間の少なさコスパ利益率
トウモロコシ1 out of 3 stars1 out of 3 stars3 out of 3 stars96%

コスパは高いですね。

種から育てる前提だからでしょう(一般的には種から育てることが多い)。

他の野菜と比べると、難易度は高め、手間も多めです。

ですが、その分収穫できた時の達成感が大きいので個人的におススメです。

栽培時の注意点は下記の通り。

  • 雑草対策に黒マルチを使おう
  • 手動で受粉させよう
  • 鳥獣被害をしっかり

夏場に栽培するので雑草対策に黒マルチを張りましょう。

成長してきたタイミングで剝ぎ取ります。

トウモロコシの独特な管理作業ですが、雄穂(ゆうすい)を切り取り雌穂(しすい)にこすり付け受粉させます。

ちなみに雌穂は1本残して他は早採りします。

これはヤングコーンとして食べられます

最後に注意したいのは鳥獣被害。

筆者も被害に遭ったことがありますが、カラスやハクビシン等の鳥獣が雌穂を荒らすことがあります

ネットで囲うなどの対策が必要です。

栽培スケジュール(種)

定植時期:4月上旬~5月下旬

栽培期間:3か月~4か月

【参考】種の購入はこちら

※本商品はコスパ、利益率の算出には使用されておりません。

トウガラシ

トウガラシのここがおススメ!
  • 辛い物好きにはピッタリ
  • 保存がきき長く楽しめる

最後に紹介するのはトウガラシです。

辛い物好きの人にはたまりませんね。

自分で作ったトウガラシを料理に使うと、また一味違います。

筆者の場合は市販のトウガラシよりも激辛でした(笑)

干しておくことで保存もききますので長く楽しむことができます。

評価

作物名難易度の低さ手間の少なさコスパ利益率
トウガラシ2 out of 3 stars2 out of 3 stars1 out of 3 stars82%

育て方は基本的にはピーマンとほぼ一緒です。

同じ時期に定植すると、管理作業の時期も合わせられるので楽になります。

利益率が他の野菜に比べて低めですが、極端に悪いということはありません。

栽培スケジュール(苗)

定植時期:2月下旬~4月中旬

栽培期間:3か月~3.5か月

【参考】苗の購入はこちら

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※本商品はコスパ、利益率の算出には使用されておりません。

利益率算出方法

昼寝マン
昼寝マン

ここは細かい内容なので、興味のある方だけ読んでください

冒頭のおススメ野菜一覧に載せた「利益率」。

算出方は下記の通りです。

尚、種、苗、種芋などの原材料のみで算出しており、人件費、肥料、資材等の費用は考慮されておりませんのでご了承ください。

利益率の算出方

利益率(%)=1 - (原価(1個) ÷ 販売価格(1個))

作物名利益率原価(1個)販売価格(1個)
ジャガイモ85%5.2円35円
ミニトマト87%3.3円25円
ゴーヤ94%13.3円223円
サツマイモ87%19.9円155円
ピーマン82%6.0円34円
トウモロコシ96%14.1円380円
トウガラシ82%0.9円5円

原価(1個)の算出方

原価(1個)=原料価格 ÷ 購入数量 × 定植数量 ÷ 1株あたり収穫数

作物名原価(1個)購入状態原料価格購入数量定植数量1株収穫数
ジャガイモ5.2円種芋2,480円300.58
ミニトマト3.3円1,980円61100
ゴーヤ13.3円398円1130
サツマイモ19.9円挿し穂2,980円3015
ピーマン6.0円1,980円6155
トウモロコシ14.1円704円20041
トウガラシ0.9円※348円11100

※トウガラシは原価情報は乾燥後(元の質量の25%)の質量で計算。

各野菜の原料価格や購入数量は「サカタのタネ オンラインショップ」を参考にしました。

販売価格(1個)の算出方

販売価格(1個)=販売価格 ÷ 販売数量 × 1個あたり数量

作物名販売価格(1個)販売価格(単位)単位あたり販売量1個あたり質量
ジャガイモ35円354円1,000g100g
ミニトマト25円500円200g10g
ゴーヤ223円891円1,000g250g
サツマイモ155円620円1,000g250g
ピーマン34円959円1,000g35g
トウモロコシ380円1,086円1,000g350g
トウガラシ5円147円15g0.5g

販売価格や販売量は「小売物価統計調査による価格推移」や「おねだんノート」を参考にしました。

まとめ

今回は、春に植えたい野菜おススメ5選を紹介しました。

作物名難易度の低さ手間の少なさコスパ利益率
ジャガイモ3 out of 3 stars2 out of 3 stars2 out of 3 stars85%
ミニトマト2 out of 3 stars2 out of 3 stars2 out of 3 stars87%
ゴーヤ2 out of 3 stars2 out of 3 stars3 out of 3 stars94%
サツマイモ3 out of 3 stars3 out of 3 stars2 out of 3 stars87%
ピーマン2 out of 3 stars2 out of 3 stars1 out of 3 stars82%
トウモロコシ1 out of 3 stars1 out of 3 stars3 out of 3 stars96%
トウガラシ2 out of 3 stars2 out of 3 stars1 out of 3 stars82%

難易度や手間を考慮して育てる野菜を考えるのは基本ですし、たまにはコスパのことを考えて選んでみるのも面白いと思います。

あなたが「育ててみたい!」と思う野菜が見つかれば幸いです。

まだまだ寒い日が続きますが、種・苗の手配や土作りなど春植えの準備をしていると、あっという間に春がやってきます

その日が待ち遠しいですね!

家庭菜園ライフを楽しんでいきましょう!それでは!

↓ 参考記事 ↓

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