初心者
初心者が土壌の酸度を測るには、どうしたらいいの?
と悩んでいる方、いらっしゃるのではないでしょうか?
Webや書籍で野菜の作り方の説明には、「適した土壌酸度:pH6.0~6.5」などと書いてありますよね。
でも「酸度をどうやって測ればいいか分からない!」という初心者の方もいらっしゃると思います。
家庭菜園歴3年、ブログ、Twitterで家庭菜園情報を発信中の筆者が初心者の方にピッタリの土壌酸度を測る方法について紹介します!
筆者も酸度測定に悩んでましたが、今では土作りの際に酸度を測り適正値の範囲内で野菜を育てられるようになりました。
この記事を読めば、初心者の方でも土壌酸度を測ることができ、上手に美味しい野菜を育てられるようになりますよ。
それでは本題です。
土壌酸度計がおススメ
土壌酸度を測るにはシンワ製の「土壌酸度(pH)計 A」がおススメです。
特徴は下記の通り。
- 電池不要
- 操作が簡単
- 高精度
今回の目的「初心者の方にピッタリの土壌酸度の測り方」に沿って以下の観点を重視しました。
- 簡単
- 手間がかからない
- コストは極力抑えたい
続いておススメの理由について説明します。
なぜ土壌酸度計なのか?
土壌酸度を測定する主な方法には下記の3種類があります。
- pH試験紙
- pH測定液
- 土壌酸度計
pH試験紙やpH測定液でも酸度は測れます。
しかし、いずれも土を採取し水と混ぜ、試験紙に浸したり試験液につけたりと手間がかかります。
一方で土壌酸度計は土に水を撒いて、酸度計をブスッとさすだけ。
お手軽です。
特に初心者の方は野菜の栽培に専念したいと思いますので、酸度測定は手軽に済ますとよいでしょう。
もちろん手間がかかってもコストを抑えたい、という方はpH試験紙やpH測定液を選ぶのもよいですね。
なぜシンワ製の「土壌酸度(pH)計 A」なのか?
土壌酸度計にもいくつかタイプがあり、主に下記3点で分けられます。
- 電源方式
- デジタル/アナログ
- 機能性
電源方式
電池が必要なタイプと不要なタイプがあります。
デジタル製品や機能性が高い製品は、電池が必要なものがほとんどです。
このタイプは使用時に機器設定が必要となります。
一方、アナログで土壌酸度のみ測れる製品は電池が不要なタイプが多いです。
電池不要タイプは機器設定は必要ありません。
デジタル/アナログ
酸度計のpH表記がデジタルとアナログの2タイプがあります。
一目で見やすいのはデジタルですね。
アナログタイプも数値を確認することに問題はありません。
デジタルタイプは電池必要、アナログタイプは電池不要な製品が多いです。
機能性
酸度計の中には土壌酸度以外に、土壌の地温、水分、照度などの値を測定できるタイプがあります。
これは電池式であることが多く、高価な製品となります。
土壌酸度のみ測定できるタイプは安価な製品が多いです。
選び方
上記3点について次のように絞り込みました。
- 電源方式 → 電池は無し。
- デジタル/アナログ → どちらでもOK。
- 機能性 → 酸度のみでOK。
電池式の場合は、機器設定が必要となりますので電池不要タイプでOKです。
デジタル/アナログは土壌酸度の数値が読めればよいので、どちらでも問題ありません。
機能性は価格と連動するので、過剰な機能は必要ありません。
目的である土壌酸度のみ測定できればOKです。
以上のことから、シンワ製の「土壌酸度(pH)計 A」に照らし合わせてみると下記の通りです。
- 電池不要
- アナログ表示
- 土壌酸度のみ測定可
- 3,000円台とお手頃な価格
価格については、土壌酸度計は千円以下~2万円を超えるものまで幅が広いです。
その中でも本製品はお手頃な価格と言えるでしょう。
実際に酸度計を使ってみた
筆者の畑で土壌酸度計を実際に使った様子を紹介します。
手順は下記の通り。
- 測定箇所にバケツ一杯くらいの水を撒き20分~30分待つ
- 金属部分を研磨布やサンドペーパーで磨く
- 酸度計を土に差し込む
- 1分程待つ
詳しく解説していきます。
水撒き
土が乾燥していると適切に酸度が測れません。
土を湿らせるため測定箇所にバケツ一杯くらいの水を撒きます。
この時、複数個所に水を撒いておくとよいでしょう。
地点によって土壌の状態が異なるため、複数測定して平均値を求めた方がよいと思います。
水撒き後、20分~30分待ちます。
手で泥団子が作れる状態がOKの目安です。
金属部分を磨く
酸度計を使用する前に金属部分にサビがついてたりしますので、サンドペーパー等で磨きます。
新品の場合、金属部分に油成分がついているので2、3度、土に差し込んでから使ってください。
土に差し込む
酸度計の目盛りは最初pH7.0を指しています。
金属部分が完全に見えなくなるまで土に差し込みます。
1分程待つ
差し込むと目で確認できるスピードで針が動き出します。
1分程待ち、針が止まった値が測定値となります。
1目盛りはpH0.2なので、上記写真はpH5.6ということになります。
他の箇所も測定し平均値を求めるとよいでしょう。
筆者も別の箇所で測定したところpH5.2と異なる値を指していました。
まとめ
今回は初心者におススメの土壌酸度を測る方法、ということでシンワ製の「土壌酸度(pH)計 A」を紹介しました。
これを使えば、「簡単、手間なく、安く」酸度が測定できます。
酸度管理は野菜を育てる際につまづきやすい点ですが、適正な酸度にすることで栽培成功率を高められますので押さえておきましょう。
紹介した酸度計はホームセンターやネット通販で購入ができます。
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家庭菜園ライフを楽しんでいきましょう!それでは!
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