秋植えの野菜が収穫期を迎える時期です。よく育った野菜も育たなかった野菜もあり、自分の未熟さもさることながら野菜作りは本当に風土、気候に左右されるのだなと感じています。
調べた手順通りに作業しても100%成功するとは限りません。ちょっとしたことで上手くいかないことも多いのですが、こういったところが野菜作りの面白さでもあると思います。
さて今回の記事では私が育てた野菜の栽培記録を書かせて頂きます。今シーズンも複数の野菜を育てましたので、まず第一弾としてダイコンをピックアップしました。
土作りから収穫まで週末メインで作業した様子を紹介しますので、これからダイコンを育てたいと考えている方、他の人の栽培状況を見てみたい方に参考になると思います。
それでは本題いきましょう!
栽培条件
前提となる栽培条件は次の通りです。
- 品種は「青首大根(耐病総太り)」
- 前シーズンはニンジンを栽培した畝を使用
- べたがけ、トンネルは無し
作業カレンダー
土作りから収穫までの作業カレンダーです。
週 | 日付 | 作業 |
---|---|---|
ー | 8月~9月 | 土作り・畝作り |
0週目 | 9月19日 | 種蒔き |
1週目 | 9月26日 | 間引き(1回目) |
2週目 | ー | ー |
3週目 | ー | ー |
4週目 | 10月16日 | 間引き(2回目) |
5週目 | ー | ー |
6週目 | ー | ー |
7週目 | 11月7日 | 土寄せ |
8週目 | ー | ー |
9週目 | ー | ー |
10週目 | ー | ー |
11週目 | ー | ー |
12週目 | 12月12日 | 収穫(1回目) |
土作り
<作業時期:8月~9月>
土作りは種蒔きの1か月前、今回は8月から始めました。
- 苦土石灰を散布
- (2週間待機)
- 牛糞堆肥を散布
- (2週間待機)
土作りについては過去のブログでも紹介してますので参考にしてみてください。リンクを貼っておきます。↓
畝作り
<作業時期:8月~9月>
続いて畝づくりです。隣に植えたジャガイモが幅をきかせており、思ったよりダイコンのスペースが狭くなってしまいました。
ダイコン用の畝は、下記サイズに仕上げました。
- 高さ:10cm
- 幅:50cm
- 奥行:120cm
種蒔き
<作業時期:0週目[9月19日]>
当初の計画では縦1列に種蒔きしたかったのですが、予想外に畝の奥行が確保できなかったため苦肉の策として畝の幅を最大限利用し、ジグザクに種を蒔きました。
ジュース缶くらいの大きさで深さ1~2cm程度の丸い穴を空け、そこに重ならないように5粒ずつ種を蒔きます。蒔き終わったら土を元通りにかぶせ、手で上からギュッと鎮圧(土を押し固めること)します。
最後に水やりをして完了です。
種蒔き位置は下図の通りです。下手くそな図で恐縮ですがイメージが伝わると幸いです。
管理作業
間引き(1回目)
<作業時期:1週目[9月26日]>
ダイコンは成長が早いので種蒔きの翌週には発芽していました。 一株あたり子葉が完全に開いたものを3本残して間引きしました。
間引き後は2週間、様子見という名の放置です笑
水やりもしていません。
間引き(2回目)
<作業時期:4週目[10月16日]>
本葉が6~7枚になったので株ごとに一番元気なものを1本残し、他は間引きました。いよいよ一本立ちです。期待感を込めながら間引きし、その後、株元に土を集め、手でギュッと押し固めました。
<作業時期:5~6週目[10月下旬]>
間引き2回目後は放置が続きます。毎週末、葉がドンドン成長しているのが分かるので、見てるだけでも楽しいです^^
土寄せ
<作業時期:7週目[11月7日]>
11月に入るとダイコンが地表へ少し頭が出始めましたので株元に土寄せしました。
ここで土寄せしておくと真っすぐなダイコンになりやすいようです。
いよいよ地面から茎が見え始めダイコンらしくなってきました。
<作業時期:8~12週目[11月中旬~12月上旬]>
土寄せ後、1か月間は成長を見守るのみです。茎と根が地表からグングン伸び、太さも日に日に(といっても週末しか見てませんが笑)増していくのがわかります。収穫時期を待つのみです。
収穫
さあ、いよいよ収穫です。
秋蒔きダイコンの収穫時期は60~90日と言われてますから、時期的にも問題なさそうです。
一気に全部抜いても食べきれないので、1本ずつ収穫しました。
太さも長さもあり、良い状態のダイコンが収穫でできました。
形もそこそこ真っすぐなので、土寄せした効果があったかもしれません。
収穫したダイコンは早速、我が家の食卓に並びました。煮物にして食べましたが、出汁をたっぷり吸って美味しいダイコンでした(写真が調理後でなくスミマセン)。
まとめ
今回のダイコンは美味しかったので成功です!
が改善したい点もいくつかあったのでまとめました。
- 株と株の間を確保する。(となりの株の葉と重なってしまっていた)
- 間引きを3回する。(1回できなかった)
- 間引き時に追肥、中耕する。
今回の記事では土作りから収穫まで週末メインで作業した様子を紹介しました。これからダイコンを育てたいと考えている方、他の人の栽培状況を見てみたい方に参考にして頂けると幸いです。
ダイコンは昨年も育てましたが、発芽率もよく失敗しにくい野菜かなと思います。
成長具合もよくサイズも大きいので野菜を育てた達成感も得られやすいのではないでしょうか。
ダイコンは冬に収穫するイメージが強いですが、実は春、夏にも収穫できる品種があるそうです。いずれ挑戦したいと考えてます。
家庭菜園ライフを楽しんでいきましょう!それでは!
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